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アドルフに告ぐ

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昨夜、DVDで「イングロリアス・バスターズ」を鑑賞。近年のタランティーノ監督と言えば、「ホステル」や「デスプルーフ」などというマニアックなスプラッター映画ばかり製作していましたが、久しぶりに初期の感動を思い起こさせる作品を作ってくれました。

この物語は"ユダヤ人女性の復讐劇"と"特殊部隊バスターズによるナチ狩り"の話を章分けし相互に進めるという、ある意味「パルプフィクション」時から確立されていた方法で、2つの主線が絶妙な割合でまとまっています。第二次大戦下のフランスが舞台なんて大風呂敷を広げたなぁと思っていましたが、そこは事実を曲げてでも(笑)起承転結を明確にする監督の手腕が光っていますね。残酷な描写も多々ありますが「ホステル」等に比べれば何でもありません、そこをぼやかしたらタランティーノ映画では無い!

劇中でランダ大佐を演じたクリストフ・ヴァルツ、数ヶ国語を同時にあやつり、紳士的かつ冷徹な口調、その存在感に圧倒されますね。しかし彼の凄みを"不気味なもの"に押し上げているのは、やはり会話シーンにおける台詞(台本)の上手さ。会話シーンを多くの時間を使って劇中に組み込む事は、タランティーノファンにとってお馴染みですね。意味の無さそうな言葉のやりとりでも、後に起こる事を観客にチラつかせつつ(大概が銃殺なのですが)、緊張感のあるものに仕上げる。今作はとにかく会話シーンが面白い!

それともう一つ特筆すべきは、ハマーシュマルクを演じたダイアン・クルーガー。ナショナルトレジャーを初め、他映画では全く魅力的だとは思わなかった(失礼)のですが今回は輝いてました。劇中での女優という役所をエレガントに&時に胡散臭く、台詞だけでは無く、目と立ち居振る舞いで演技していたように感じます。地下酒場のシーンは一見の価値アリ。こちらも会話シーンが面白い!

肝心のブラッド・ピットとメラニー・ロランに触れていませんが、以上で感想終わりです(笑)
あぁ、劇場で鑑賞すれば良かった・・。
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by a24opp | 2010-05-31 01:27 | 映画ネタ
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音楽が好きです、映画が好きです、比較的インドアです、日記を書き終えました。2010/10/06


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